案ずるより試せ! 競馬が利殖になる●まえがき

 本書は、私たち六木方陣研究会が日々活用している独自の競馬手法『ベクトル方陣システム』を全国の競馬ファンの方々にご紹介させていただくものです。
 マル秘中のマル秘ともいえる私たちの競馬手法を公開する理由は明快です。
 見渡せば、あまりにも競馬で負け続けている人が多いこと。ことに3連単馬券が導入されて以来、より難解な、迷路のごとき競馬の森の中に多くの競馬ファンが迷い込み、今日、競馬ファンのほとんどが負け組となっている事実。こうした現状を見るにつけ、皆さんに競馬の原点というものをあらためて思い起こしていただきたいと願ったからにほかなりません。
 負け組からの脱却。ほとんどの皆さんがそれを願いつつ、日々、悪戦苦闘されていることと思いますが、しかし大きな負け分を取り返すために、より的中率の低い大穴馬券に希望を託していくという心理状態こそ、競馬を開催する側にとっては思うツボ。そうなるともはや競馬は趣味ではなく、単なる徒労の賭け事でしかありません。
 競馬を初めてやった頃の素朴な感動、面白さを皆さんも覚えているはずです。
 楽しく馬名をながめ、まわりの情報などに関係なく、自由に選んだ馬が思いがけず的中するビギナーズラックは、「無欲の者にこそ幸運の女神は微笑みかける」という勝負事の真実を指し示しています。この真実は裏返せば、無欲が『欲』に変わった瞬間、女神が離れていくという戒めにほかなりません。
 私たち競馬を愛する人間にとって、最良の競馬の楽しみ方とは、自分のライフスタイルに見合った経済感覚で、その範囲内でレースに参加し、しかも馬券がヒットする感動を味わい、そして多少なりともお金を儲けることもできる。これが日々実践できればどなたも何もいうことはないでしょう。
 もちろんポイントになるのは、そのお金儲けがコンスタントに持続できるかどうか。すなわち馬券がコンスタントに的中できるかどうかにかかってくるわけですが、それを実現するためには幾つかの絶対条件があることを、まず私たちは知っておく必要があるでしょう。
 その絶対条件とは、自らに課すべき基本的ルールといいかえてもいいと思います。
 あるいは私たち自身の基本的な立ち位置をまずしっかり正しておくこと……といってもいいかもしれません。運を天にまかせてお金儲けを期待する人達と、計画的に堅実にお金を増やしていこうという人達では、おのずと心構えも違ってくるのです。
 多くの競馬ファンが負け組に甘んじるなか、私たち方陣研究会のメンバーのほとんどがなぜ常にプラスの回収率を維持し続けられるのか。実は、その理由はすべて次の絶対条件を守っていればこそなのです。
 その絶対条件とは、まず競馬の収支を8日間トータルで考えていること。一開催もしくは1ヵ月単位で競馬を考えながら馬券を組み立てているので、トータルで収支がプラスになるにはどうすればいいかという発想からすべてがはじまります。
 その発想からスタートすれば当然、確率的に最も理にかなった馬を馬券対象に選び、また馬券の種類も最も堅実なものを選ばなければならないということになります。
 結論を先にいってしまえば、馬券の種類はズバリ、3連複馬券。大きく勝つことを目的にせず、負けない競馬に徹しようと考えれば、選ぶ馬券の種類は3連複馬券しかないという答えに行き着くのです。堅実な物の考え方をすれば、それが唯一、たどりつく答えです。ただし3連複馬券が意外にもバカにできない馬券であること、実は最高の利殖馬券になるという事実は、たぶんほとんどの競馬ファンの方が気づいておられないはずです。この事実に関しては追って詳しく述べることにしましょう。
 いずれにしてもこうしてトータルで負けないための戦略を徹底していること。このスタンスの違いこそ、多くの負け組の皆さんとの決定的な違いなのです。
 さらにいえばもう一つ、実はこれこそプラス回収率の最大の理由なのですが、私たちは単に勝ったり負けたりの競馬ではなく、より多く勝つ、少なくとも堅実に3回のうち2回は的中できる手法、すなわち高的中率をもたらす独自の手法『ベクトル方陣システム』を会得していること。これが何よりも負け組の皆さんとの大きな違いといっていいと思います。
 この手法の詳細ももちろん本章にて後述しますが、まず次のことだけは頭に入れておいてください。
 『競馬では10回のうち1、2回起こり得ることを求めるより、10回に8、9回あり得るところへアプローチすることが最良。このとき初めて競馬は利殖の対象になる』
 たぶん皆さんは驚かれると思いますが、このスタンスでやっていれば、そして前述した通り、競馬の収支を8日間トータルで考えるようにすれば、たとえ安価な単位の馬券であっても一開催8日間の収支の平均は、それでも30万円〜40万円を確保してしまうのです。 この収支の事実をお話しすると、まずたいていどなたも信じられないといった顔をされますが、読者の皆さんも今まさに同じ気持ちだろうと思います。
 とにかく研究会のメンバーは競馬というものを一攫千金の大穴馬券を狙う賭け事などとは誰も考えていません。毎月確実にお金を残せる、最も理にかなった利殖の対象として競馬を楽しみ、同時にうれしい実利も上げているのです。
 まずは一開催8日間、皆さんもベクトル方陣システムを実践してみてください。
 ベクトル方陣システムで競馬をやりはじめると皆さんの競馬への考え方がガラリと変わります。目からウロコが落ちる思いといってもいいと思います。
 ベクトル方陣システムは、競馬の知識は一切不要。しかも図形に馬番を書き込めば、おのずと馬券が組み立てられてしまうパズル感覚の攻略法でもあるので、競馬などやったことのない初心者の女性でも明日からすぐにでも楽しくレースに参加できます。

六木方陣研究会・事務局

 

目 次


案ずるより試せ! 競馬が利殖になる●まえがき

PART1 毎月給料分稼ぐ驚異の理論
 負けない理由、お金がたまる秘密
 一開催平均30万円〜40万円の純利益
 3連複馬券の平均配当は1万円超
 1番人気馬や2番人気馬がからんで万馬券
 負けない競馬の絶対条件
 今日から競馬スタイルを変えてみよう

PART2 不思議だけど当たるベクトル方陣システム
 基本ベクトル図を覚えよう
 手順1/単勝オッズをチェックする
 基本ベクトル図のマスをマークする
 手順2/軸馬の決め方
 手順3/相手馬の決め方〜馬券対象ゾーンを決定する〜
 馬券対象ゾーン内の馬たちをベクトル図に書き込む
 連対ベクトルをチェックする
 まとめ

PART3 実戦編
 基本をもう一度確認
 中央ポジションに入った1番人気馬は鉄板の軸馬
 だからこそ3連複はオススメ
 レースを荒らす穴馬は、必ず連対ベクトルの中に隠れている
 コーナーポジション馬は強い。2番人気馬を軸にするケース
 回収率を下支えしてくれる大事なレース
 公式の確かさを実感。1、2番人気馬ともにコーナーに入ったレース
 1、2番人気ともにコーナーポジションに位置しないレースは?
 カド馬、カド前馬と連対ベクトルの関係

PART4 高配当狙いの三方攻め
 見送りレースでもこの一手がある
 三方攻めの基本
 シンプルでありながら奥深い三方攻めの威力
 軸ごとの三方のかたち
 皆さんの競馬ライフを確実に変えるベクトル方陣システム

目立たない3連複で、こっそりとお金を残す利口な人になりましょう!●あとがき









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