1〜3着馬がズバリとわかるとしたら……●まえがき
ここに、私が方陣形と呼ぶ図形がある。9つのマスでかたち作られたこれらの図形が何を意味するのか。実は、このパズルのような図形の中に、競馬の知られざる真実が隠されているといえば、きっとあなたは驚かされるはずである。
ズバリいおう。実は、これら方陣形の中には競馬の勝ち馬のヒントが隠されている。さらにいえば、勝ち馬ばかりか、連対馬番、そして3連単馬券をも視野に入れた3着馬番のヒントまで巧妙に隠されているのである。
いや、もっと正確な言い方をしよう。これは、これから行われようとするレースの配当の『予測』が巧妙に示された図形……というのが正しい答えといっていいだろう。
詳しくは本文に記すが、図例のごとく方陣形は、低・中配当パターン、高配当パターンに分類することができる。よってこの図形を見ただけで、当該レースの予測配当がおおよそ判断できる。すなわち、レースが堅く収まるのか、大きく荒れるのかが誰でも瞬時に判断できてしまうのである。
ほかでもない、この図形に示されているのは、上位1番〜5番人気の馬たちのポジション取りである。当然、上位5番人気までの馬たちの馬番はレースによって様々に変動する。
つまり、どんなレースもこの図形に置き換えてしまえば、レースの決着パターンがおおよそ予測できてしまうということなのである。
これが方陣形の知られざる秘密である。
あなたにとって、にわかには信じがたい話だろうと思うが、まず、この導入部分で興味を喚起された方は以下、私の話についてきていただきたい。むろん、この入口部分で信用できない、うさんくさい、こんな手法で競馬なんかやりたくないと思われた方は即財に本書を見捨てていただいて結構である。
次にもう一つ、あなたの心のテストを用意したいと思う。
そのテストとは、1番人気馬、2番人気馬といった人気上位馬を中心に、あなたが馬番が買えるかどうかという点である。
競馬ファンは様々だ。本命党もいれば穴党もいる。そして人気上位馬など目もくれず、大荒れ馬券にだけロマンを求める大穴党もいよう。しかも、競馬歴が長くなればなるほど自分の手法が身体に染みついているので、その手法は、もうほとんど個々の性格のようなものといってもいいかもしれない。これは、その性格を一から改められるかどうかという私からの問いでもある。
もちろん同じ本命党でも、上位人気馬から4〜5番人気馬までの馬で馬券をまとめる人、上位人気馬から8、9、10番人気あたりの馬に相手を絞り込む人など、狙うゾーンもまた人それぞれだろう。また、それぞれ違っていればこそオッズも分散し、オッズ表もバランス良く構成されることになる。
そういう意味では、ひたすら大荒れ馬券のみを追求するロマン派も、JRA側にとっては存在してもらわねば困る層といえ、そのために時として百万円単位の高配当馬券が彼らのために用意されることになる。
しかし、はっきりいってロマン派が夢馬券にたどりつく確率は、砂漠で針を探すような確率だといっていい。なにしろ、高額配当馬券が飛び出のはわずか6%という限定されたフィールド、まさに気が遠くなるような狭い確率の中で競馬を行っているのが現実だからだ。
では大勢を占めるほうの94%とは? ほかでもない、年間行われるJRA競馬の全レース中、1、2番人気馬が馬券にからむ(3着までに入る)パーセンテージこそが94%、ほとんど圧倒的といっていいほど、1、2番人気馬が競馬を支配しているのである(馬連、馬単の場合は85%をしめる)
当然、中穴、大穴といわれる馬券もこの94%内に組み込まれてしまう。
要するに、本命党、穴党にかかわらず、ことに3連馬券を買おうとするなら絶対に1、2番人気馬は外せないという事実を、この94%というパーセンテージはまざまざと教えてくれているのである。
この事実をもってしても、それでも1、2番人気馬は一方的に馬券から外すという方、いつ飛び出すやらわからない何百万円の夢馬券のみをかたくなに追いたいファンは、ご自分の好きな競馬を続けていけばいいだろう。やはり本書のノウハウは必要のない方である。
本書がおすすめする競馬は、基本的にこの94%のフィールドで行う競馬、しかも馬券の狙いはズバリ1本、『3連複馬券』だからである(実はこの3連複馬券こそが最も堅実な利殖馬券なのである)
対して、私の話に体験的に納得していただけた方、異論ナシと思われた方は、この先、本書についてきていただきたいと思う。
実は、にわかに信じがたいような話にはまだまだ続きがあり、それはすべて本論にゆだねることにするが、いずれにせよ本書は、あなたより良き競馬ライフを間違いなく約束させていただくものである。これだけは冒頭にしっかり強調させていただこう。
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