馬でなく騎手で当たるのは本当だった●まえがき

 ディープインパクトが日本の競馬にもたらした功罪とはいったい何だろうか?
「功」の部分は、競馬ファンに日本馬として初の凱旋門賞制覇の夢を見させてくれたことであろう。
 一方、「罪」の部分は、この馬1頭だけに人気や話題が集中したことによって、他の馬が霞んでしまい、結果的に馬券売上の低迷につながったのではなかろうか。もし彼が凱旋門賞を制してくれていたならば、日本の競馬レベルが世界に認められ、今まで馬券を買ったこともなかった一般の人が競馬ファンとなり、売上アップも確実だったと思うのだが……。
 さて、前著『闇の必勝プログラム 馬主+生産者ポイント』では、リーディングブリーダー(生産者)およびリーディングオーナー(馬主)の年間トップ20にスポットを当てた馬券戦術を公開したが、本書では競馬ファンにとって馴染み深いファクターともいえる「騎手」を使った最新の攻略法を公開しようと思う。
 ここで質問を1つ。皆さんは、中央競馬の現役騎手が関東(美浦所属)と関西(栗東所属)を合わせて何人いるか知っているだろうか?
 正解は前者が75人、後者が86人である。さらに外国人騎手や公営所属騎手まで含めると、中央競馬に出場する騎手は合計で180人近く存在することになる。
 しかしながら、毎年“第○回”として繰り返し施行される重賞で連対する騎手の顔ぶれを見ると、その大半は「リーディングジョッキー 東西トップ20」に名を連ねる騎手たちなのである。
 私は各重賞ごとに連対騎手の「法則性」があるのでは? と考え、様々な分析を行った結果、恐るべき真実にぶち当たったのである。
 なんと前年度最終のリーディングジョッキー東西トップ20(JRAが年末にホームページで発表)騎手による連対パターンがレース毎にあったのである。最重要ポイントは、前年最終の成績順位トップ20における東西区分と順位(勝利度数順)である。果たしてこれはオペレーションなのか、それとも偶然なのか……。
 私は勝手ながら「昨年はよく勝ったで賞(昨年は頑張ってトップ20に入ったから、今年はビッグレース(=重賞)で連対のご褒美をあげよう!)」という特別な力が働いているものと考えることにした。
 解析手順はいたってシンプル、重賞別「連対指名パターン表」と「前年のリーディングジョッキー東西トップ20」を照らし合わせて、抽出(指名)された騎手が今年の当該重賞に出場しているかどうかをチェックするだけだ。そして、出場している騎手の騎乗馬を組み合わせれば解析完了である。なお、この連対騎手パターン表については、あえてカレンダー(施行)順でなく、G1、G2、G3に分けて掲載した。
 なぜなら本書の理論は2007年のみならず来年以降も適用できるからである。よって、表紙に2007年度版とは書いていないはずだ。この1冊だけで年間75鞍分の分析内容が網羅されていて、しかも何年も使えると思えば、安い買い物ではないだろうか? 手前味噌だが、「重賞攻略の決定版」といえるだけの値打ち本と自負している。では、いよいよ前代未聞、空前絶後の最新理論をじっくりとご覧に入れよう。

 

目 次

馬でなく騎手で当たるのは本当だった●まえがき

PART1 明日から使える連対騎手の法則
 これが中央競馬リーディングジョッキー(騎手)だ!
 本書の使い方
 難解だったオークスも4頭まで絞り込めた
 ピックアップした馬の取捨は自由だ!
 万馬券だって取れるぞ!

PART2 G1用 連対騎手の法則
 本書は永久保存版
 フェブラリーステークス
 高松宮記念
 桜花賞
 皐月賞
 天皇賞(春)
 NHKマイルカップ
 オークス
 日本ダービー
 安田記念
 宝塚記念
 スプリンターズステークス
 秋華賞
 菊花賞
 天皇賞(秋)
 エリザベス女王杯
 マイルチャンピオンシップ
 ジャパンカップダート
 ジャパンカップ
 阪神ジュベナイルフィリーズ
 有馬記念

PART3 G2用 連対騎手の法則
 東と西を使い分ける
 日経新春杯
 アメリカジョッキークラブカップ
 京都記念
 中山記念
 弥生賞
 フィリーズレビュー
 スプリングステークス
 阪神大賞典
 日経賞
 産経大阪杯
 ニュージーランドトロフィー
 阪神牝馬ステークス
 読売マイラーズカップ
 フローラステークス
 青葉賞
 京都新聞杯
 京王杯スプリングカップ
 東海ステークス
 金鯱賞
 目黒記念
 札幌記念
 セントウルステークス
 セントライト記念
 ローズステークス
 オールカマー
 神戸新聞杯
 毎日王冠
 京都大賞典
 デイリー杯2歳ステークス
 スワンステークス
 アルゼンチン共和国杯
 京王杯2歳ステークス
 ステイヤーズステークス

PART4 G3用 連対騎手の法則
 裏開催は手広く
 京成杯
 東京新聞杯
 根岸ステークス
 京都牝馬ステークス
 共同通信杯
 アーリントンカップ
 阪急杯
 チューリップ賞
 毎日杯
 エプソムカップ
 マーメイドステークス
 ラジオNIKKEI賞
 新潟記念
 朝日チャレンジカップ
 京成杯オータムハンデ
 府中牝馬ステークス
 武蔵野ステークス
 京阪杯
 鳴尾記念
 フェアリーステークス
 ラジオNIKKEI2歳ステークス

2007年用資料 2006年年間トップ20 関東
2007年用資料 2006年年間トップ20 関西

“ジョッキー列伝”なるポスターの魔力●あとがき

 









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