| 難易度は高いが、破壊力は桁違い!●まえがき
「ミニロト」から遅れること約1年半後に登場したのが『ロト6』。平成12年の10月に誕生し、今年の秋で早くも5年目に突入する。
回数や曜日など幾多の変更がなされた「ナンバーズ」とは違い、『ロト6』は導入から一貫して週1回木曜日に抽選。年末年始の抽選休務日を除き毎週抽選され、8月19日には記念すべき200回目を迎えている。
海外では数字選択式宝くじ(ロト)は非常にポピュラーな存在だが、日本ではまだまだ歴史は浅い。
日本最初の数字選択式宝くじ、その歴史の扉を開けたのはナンバーズである。
ナンバーズがスタートしたのは平成6年の10月。配当的には非常にソフトで、理論上の1等配当は「ナンバーズ3」で約9万円、「ナンバーズ4」で約90万円と、既存の宝くじと比べてはもちろんのこと、破壊力という面でファンの心理を掴みきれないでいた。
しかし一方で、熱狂的なファンを獲得したのも事実である。爆発力では見劣りするものの、ナンバーズの魅力は各々が自由に数字を選択できる所にある。
考えようによっては宝くじ売り場で1等の当たり券が確実に販売されているのと同じことなのだ。
「自分で好みの数字が選択できる」。これが数字選択式宝くじの人気に火をつけた最大の要因である。
しかし100万円前後の配当では、ファンの魅力も徐々に薄れてくる。ナンバーズの各抽選の売り上げを調べてみると、ナンバーズ3で平均2億円、ナンバーズ4で平均5億円と既に頭打ちの状態。
海外の宝くじと比較しても配当的な魅力の薄さは否めず、その差は歴然としていた。爆発力のある数字選択式宝くじの導入が求められていたのである。
そこで平成11年の4月にスタートしたのがミニロトである。理論上の1等配当はナンバーズ4の約10倍となる1000万円。決して人生を狂わせるほどの金額ではないが、日本のサラリーマンの平均年収がだいたい550万円というラインから考えると、1000万円という響きは想像以上に衝撃的。ナンバーズから移行したファンも多く、現在でも売り上げは10億円前後をコンスタントに刻んでいる。
しかしこれでも欧米のくじと比べると、まだまだ開きはあり、配当的な差は比較するまでもなかった。内外からジャンボ宝くじに肩を並べられる数字選択式宝くじの導入が待ち望まれていたのである。
そして、ついに億単位の払い出しが期待できる宝くじが登場。法的な整備も終わり、平成12年10月にいよいよ『ロト6』がスタートする。
『ロト6』の魅力は……と問われれば、大半の人がその破壊力を挙げるだろう。理論上の平均配当は約1億円。キャリーオーバーのない抽選の最高配当は2億円。そしてキャリーオーバーで繰越金がプラスされた場合の最高配当は4億円と極めて高額になっている。
そのままでも1等的中時は億単位の配当が期待できるのだが、『ロト6』の場合はキャリーオーバーによる配当の底上げがかなり大きい。
ちなみにミニロトの場合は、仮に1等の的中者が存在しない抽選の場合、1等の配当分は2等に振り分けられる仕組みとなっている。
実際問題、1等の的中確率が16万9911分の1の確率のミニロトで、1等の的中が発生しなかったことは一度もないが、1等の的中確率が609万6454分の1の『ロト6』においては、導入前から的中者なしの事態は容易に想像ができた。
キャリーオーバーとは1等の的中者が存在しなかった場合に、その1等に分配されるべき配当分を次回に繰り越すシステムである。これにより夢の4億円の配当が実現可能となったわけである。
本書では、第2〜3章で各数字の持つ特性を理解し数字を抽出。そして第4章では空間を意図的に作成して、抽出した数字を配することをおすすめしている。そして、最後の5章では買い目に微調整を加え、キャリーオーバーなどの出現を狙って高額配当の獲得法を記した。
以上、本書には現段階における『ロト6』の研究のすべてが記してある。
宝くじは信念を持った継続買いが有効であるのは、以前から報じられている通りである。幸運は自分の手でつかむものである。そして目の前にチャンスはある。次に4億円を手にするのは、あなたかもしれない。
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