ロト6は1等を当てなきゃ意味がない!●まえがき
宝くじが発売されてから今年で66年目を迎えます。戦時中には、戦費を集める目的で発売された第1回宝くじ「勝ち札」があり、江戸時代まで遡れば神社の普請事業の資金集めに始まった「富くじ」があります。
富くじの抽選方法は、大きな木の箱の中に、番号が書かれている木札が入っていて、それをガラガラとかき回し、神官が「えいや」とばかりに槍を突き立てます。このことから「突き富」とも呼ばれています。槍の先に刺さった木札が1番富(1等)となり当選金は五百両の取っ払い。今の貨幣価値に換算すると約1億円だと言うのだから結構もらえたようです。
元来、富くじは、何かの資金集めのために始まったと言っていいでしょう。現代の宝くじでも売り上げの約50%が地方自治体や経費などに配分されています(50%は多すぎると思うのですが……)。また、抽選方法が江戸時代も現代も槍が矢に変ったぐらいであまり変っていないのは、面白いところですね。
65年の間に、宝くじのバリエーションも増え、「全国通常宝くじ」「ジャンボ宝くじ」「ブロック宝くじ」「インスタントくじ・スクラッチ」「数字選択式宝くじ(ロト・ナンバーズ)」と多彩を極めています。
本書は、この中の数字選択式宝くじ、その中でも「ロト6」に焦点を合わせた攻略書です。ロト6の1等当選確率は、609万6454分の1。埼玉県の人がほぼ全員買って1人当選する割合になります。当選金額を別にすれば、ジャンボ宝くじの1000万分の1と比べてその当選確率は半分近く有利になる計算です。
では、ロト6がどのような仕組みになっているかを簡単に書いておきましょう。ロト6は、ナンバーズ、ミニロトに次いで発売が始まった数字選択式宝くじですが、その魅力は何と言っても1等で約1億円、2等でも1500万円と高額当選が期待できることにあります。また、宝くじでは初めて当選金の繰り越しが行われる「キャリーオーバー制」を採用したことが大きな特徴になっています。
ロト6は、「01」から「43」までの43個の数字の中から選んだ異なる6個の数字と抽選数字が一致している数によって、1等から5等までの当選が決まります。抽選されるのは6個の本数字と、2等の当選を決定する場合だけに使用される1個のボーナス数字です。
購入方法はいたって簡単。売り場で申込数字を選び、備え付けのロト6用申込カード(マークシート)に記入するだけです。1枚の申込カードで最大5通りまで、また申込内容全体について最大10口まで申し込めます。さらに5回先の抽選分まで継続して購入することができるようになっています。
ロト6の抽選会は、毎週月曜日と木曜日の18時45分から東京都内の京橋にある宝くじドリーム館(一部大阪)で行われます。抽選はミニロトと同じく電動撹拌式遠心力型抽せん機(愛称:夢ロトくん)を使用し、数字の書かれた43個のボールから6個の本数字と1個のボーナス数字を抽選数字として無作為に抽出します。
日本ではロト6で初めて導入されたキャリーオーバー制ですが、海外のロトでは「ジャックポット制度」としてすでに多くの国々で採用されています。
ロト6のキャリーオーバーでは、次回の1等当選金に繰り越される金額は次のように決まっています。
1 いずれかの等級の当選金が法定当選金(法律で決められた当選金の上限)を超える場合、その超過額 2 当選者がいない等級が発生した場合、その等級の当選金総額(すべての等級に当選者がいない場合は再抽選)
ロト6の法定当選金上限は、前回からのキャリーオーバーがない場合は1口の金額の100万倍で2億円、キャリーオーバーがある場合は200万倍で4億円と決められており、ナンバーズやミニロトと較べて高額当選が期待できます。ちなみに発売当初から出現した「億万長者」は711人(第570回現在)。各等の当選確率は下の表のようになっています。
◇◆◇ ロト6の当選確率 ◇◆◇
| 等数 |
当選条件 |
当選確率 |
理論上の当選金額 |
| 1等 |
申込数字が本数字に6個すべて一致 |
1/6,096,454 |
約1億円 |
| 2等 |
申込数字6個のうち5個が本数字に一致し、残り1個がボーナス数字に一致 |
6/6,096,454 |
約1,500万円 |
| 3等 |
申込数字6個のうち5個が本数字に一致 |
216/6,096,454 |
約50万円 |
| 4等 |
申込数字6個のうち4個が本数字に一致 |
9,990/6,096,454 |
約9,500円 |
5等 |
申込数字6個のうち3個が本数字に一致 |
155,400/6,096,454 |
1,000円(固定) |
1等の609万6454分の1は当選組み合わせが1通りしかないので、当然609万6454分の1となります。2等は1つ外れている数字があるので、その組み合わせは6通りあります。そしてボーナス数字が入ると、609万6454分の6で約101万6075分の1となるわけです。これは意外とわかりづらかったりします。同じように3等は約2万8224分の1、4等は610分の1、5等は39分の1となるわけですが、感覚としては、末等の5等でさえ39分の1で当たる感じではないようです。
それでは、他の数字選択式宝くじと比較してみましょう。1等の1億円は他に比較するべくものがないため省略。2等の1500万円に近いのが、ロト6の弟分のミニロトです。ミニロトの1等は16万9911分の1で当選金額は約1000万円。ロト6の6倍の確率でミニロトが有利です。3等の50万円は2万8224分の1ですから、ナンバーズの1万分の1で当選金90万円と比べたら断然ナンバーズが有利。4等の9500円は610分の1ですから、ナンバーズ3のミニが100分の1で9000円となり、ナンバーズ3のミニが有利となります。5等の1000円はオマケのようなもの。つまり、2等以下なら他の数字選択式宝くじを買ったほうが有利なわけですから、ロト6は1等の夢に挑戦するくじだと言えるのです。
では、海外のロトくじはどうでしょうか?海外のロトくじは当選金額もさることながら、当選確率も桁違いです。
アメリカの「パワーボール」は当選確率が1億9500万分の1。オギャアと生まれたばかりの赤ん坊から、長寿で表彰された方まですべての日本国民が挑戦しても、当選確率にははるかにおよびません。そんなロトくじが世界にはゴロゴロあるのです。
オットまだまだありました。日本では馴染みはないのですが、イタリアの「スーベル(スーパー)・エナロット」。このロトくじは基本数字が何と90個で、その中から6個を選ぶわけですが、当選確率は驚くなかれ。6億2200万分の1以上というとてつもなく低いのです。その割に最高当選額はアメリカの「メガ・ミリオンズ」に譲っています。当選確率より販売数のほうが当選金に影響があるということですね。
ちなみに、日本のロト6の当選確率609万分の1は、52種類のうち下から数えて7番目でした。
参考までに右ページから世界の宝くじの一覧を載せましたので、興味のある方はご確認ください 。
※◇◆◇世界の宝くじ◇◆◇(表)
そんなロト6ですが、狙って当てる方法は本当に存在するのでしょうか?攻略法について解説しましょう。
2011年10月吉日
序列ポイント法研究会 佐々木聖市
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