競馬は8頭で決まるのです!●まえがき

 『世界一簡単でパワフルな新馬券術完成!』
 このフレーズは2001年に刊行された処女作でヒット作となった『競馬ブックRO理論』の書き出しである。
 本書も簡単でパワフルな馬券戦略という点ではかわらない。

・使うのは競馬ブックのレイティングと単勝予想オッズだけ
・対象レースの選択基準は明確
・本命システムは馬連・馬単1点買い
・穴システムは馬連9点+3連複16点
・万券フィルターのオプション戦略

 といった仕様で、なんとなくイメージがつかめるだろう。
 いいかえれば、競馬ブックと本書を使う限り読者の裁量にゆだねる部分はほとんどなく、誰がやっても買い目は同じとなる。
 かといって無味乾燥な出目戦略ではなく付録の実戦シートを使いながら、読者自身の手でレース選択から馬券の組み立てまでのプロセスを楽しみながらできるよう工夫している。また対象レースすべてに投票しても100円/点として5千円〜1万円/日程度を想定して構築しているので、気軽に実践していただける。さらにメインとなる穴システムについては、オプションの万券フィルターを活用することにより、わずか数点で万馬券が的中可能なのは実例で示している。もし、あなたが、
「万馬券なんて何十点も買い続けなければ当たらない」
 となかばあきらめムードで、毎レース手当たりしだい無印馬や倍率の高い馬を買いあさっているなら本書を消化して実践していただければ、それが思い違いだと気づくだろう。
 ところで『馬券戦略はシンプルであるほど、利益を上げる可能性は高くなる』のである。競馬の基本は単勝である。何をさておき勝ち馬を予想するのがセオリーだ。
 昨今はほとんどのレースが14〜16頭の多頭数レースだが、このなかからおいしい配当にありつけるレースや馬券をサーチするのは容易ではない。そこで穴システムでは競馬ブックを使いすべての対象レースで8頭にしぼりこみ、これをベースにおいしい配当にありつける馬券を組み立てるという、斬新かつ大胆な手法を試みている。詳細は本文にゆずるが、要は競馬ブックの出馬表に掲載されている単勝予想オッズとレイティングをいっさい加工せずに使い、必要最小限の点数でおいしい馬券をいただこうというものである。
 調教やパドック、騎手、馬体重など多種多様なファクターを仔細に検討して推理するオーソドックスな手法も競馬の楽しみであろうし、それを否定するつもりは毛頭ない。ただ競馬新聞片手に毎週なんとなく馬券を買い、いつのまにか財布が軽くなってる。自分なりにいろんなやり方を試行錯誤しているが、どれもこれもしっくりこない。そんな読者には本書がお役に立てると信じている。


目 次

競馬は8頭で決まるのです!●まえがき

第1章 RとOで競馬は勝てる
 レイティング・単勝予想オッズだけでじゅうぶん
 『競馬ブック』データの入手と準備
 レイティングと単勝予想オッズだけでじゅうぶんな理由
 レイティングがメインで単勝予想オッズはサブ
 レイティングと単勝予想オッズで武装する

第2章 新RO理論の基礎
 3システムで勝ち馬を探知する
 BIG4 未勝利戦を攻略する
 BIG4、1点的中の快感
 レイティングとオッズはすべてチェックしなくてよい
 R8 穴軸馬で万馬券を攻略する
 R8 戦略の馬券と方式
 馬券選択は自由自在
 R8−O2.9
 レイティング3位と4位から攻める
 3連単だってシステマティックに的中
 R3位、4位の2頭がワン、ツー
 OとRのブレを見逃すな!
 R8−O3.0
 X馬は激走する
 X馬が1頭しかいないとき
 おいしい穴馬が浮上する

第3章 新RO理論のまとめ
 レース選定〜まずは購入予算を決める
 買い目選定〜馬券の種類と点数
 単勝15番人気の軸馬
 控除率を和らげるランダム・ベット

第4章 新RO理論の実戦
 新RO理論使い放題
 馬券は馬連と3連複
 R8によるフォーメーション買い
 全レース参加は敗者への道
 RO勝者の条件
 万券フィルターで鉄壁の守り
 実戦ライヴ〜ダービーの衝撃
 6月1日(月)ダービーの検証
 ロングショットで生き残るために

あとがきにかえて










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