数字を制する者だけがギャンブルを制する●はじめに
競馬とは、何年付き合っても、ままならぬものである。
馬の実力は無視できない。能力も無視できない。調教も、騎乗する騎手も、そして人気やオッズも気にかかる。
しかし、それらすべてを考慮してたどり着く結論は新聞の印とさほど変わらないだろう。
結果は、自ずから明らかである。当たっても配当は低い。いや、ハズレるほうが多い。だから競馬では未来劫にわたって勝ちきることなど夢のまた夢だろう。
数字をよく制する者のみがギャンブルを制する。
けだし、箴言(しんげん)というべきである。
では、どうやってこの得体の知れない数字を制することができるのか?
結論から言おう。
気の流れを知ることである。
気とは、自然循環の流れであり、その流れに逆らっては何事につけても勝利することができない。中国兵法の書物にも気の流れを重視する戦略がひそかに伝えられてきた。
気の流れ。それをつかむためには、暦を活用するしかないだろう。現在の太陽暦ではなく、旧暦、九星、十二支などだ。
その中でも勝負事に強く影響を与えるのが九星と十二支である。
勝負事にはほとんどの場合、数字が絡んでおり、数字に支配されていると言っていい。勝負事には流れというものがある。ツキなどもその典型である。ツキを呼び込むことができれば大勝も夢ではない。しかし、一方ではスランプというやっかい者も共生している。
なすことすべてが裏目、裏目に出るという経験を競馬ファンなら誰しもお持ちのことだろう。
本書は、長らくの統計を積み重ねた試行錯誤の果てに誕生した出目本である。出目を信じるも信じないのもあなた次第、無理など言わない。しかし、競馬で大きく儲けようとすれば、出目を無視してはなし得ないことも言っておこう。
みんなが無視して買わない人気薄の馬が突っ込んで来る!
レースが想定外の大荒れとなる!
そういうレースの馬券を指示するのが本書の狙いであり、真骨頂と自負している。
自分の勘と度胸だけで馬券を買い続ける。それもいいだろう。しかし、勘やひらめきは常に持続するものとは限らない。たまたま気の流れに乗っただけにすぎない。
気の流れを数字に置き換える。そのための暦が九星と十二支なのだ。
九星とは9つの気の流れを支配する星のこと。十二支は、その気の流れる場所を示してくれる。だから、生き目を知り、死に目を捨てて勝負に果敢に挑むことができるのだ。
難しい理論など必要ではない。読者には第3?4章のカレンダーと出目表だけで十分。
本書を手にした瞬間から、あなたは気の流れに乗ったのだ。だから勝ち馬券を買い続けることができる。日々是勝負、ご健闘をお祈りする。
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