競馬には安全に儲かる馬券ゾーンが存在する●まえがき

 皆さんは、競馬には「馬券はこう買うのが最も頭のいい買い方」という方法が存在するのをご存じだろうか。
 結論を先にいうなら、本書は、その最も頭のいい買い方を皆さんにご紹介しようというものである。頭のいい買い方というのは、統計的に見て最も効率のいい買い方、最も理にかなった買い方といいかえてもいいだろう。
 実は私自身の競馬人生も、この最も効率のいい買い方へシフトしたことで大きく変貌した。
 以来、私は競馬の負け組から、念願だった常勝組へと転じ、今日、この原稿を書いている現在まで勝ち組継続中である。
 ちなみに毎月計上している利益は30万〜40万円、多少の変動はあるものの、大体この利益幅のなかでコンスタントに推移している。
 この30万〜40万円という金額、はたして皆さんはどのように評価されるだろうか。
 人によっては「何だ、たったそれだけか」と思う人がおられるかもしれない。
 しかし、自分のような庶民には決して少なくない金額だと思うし、何よりも週末ごとに好きな競馬を楽しんだ上に、実利としてそれだけの額が手元に還元されるのだから、むしろ過分な報酬といってもいいぐらいである。
 まぁ利益の多い少ないに関しては、人それぞれの経済ベースによって意見の分かれるところだと思うが、しかし、少なくとも競馬で常に堅実な利益が得られるようになること、すなわち常勝組になることが多くの競馬ファンの念願であることだけは、どの読者の方にも異論はないだろう。
 たぶん本書を手に取られた多くの方も、利益の幅よりも、なぜ私がコンスタントに利益を出せるようになれたのか。むしろその点こそをイの一番に問いたいはずである。
 実は、黒字転換の理由ははっきりしている。
 簡単にいえば、統計上、負けるはずのない競馬に徹するようになったことが一番大きい。
 読者の方々の多くが負け組だとしたら、現在の私と皆さんとの一番の相違点は、ズバリ、スタンスの違いだろうと思う。
 現在の私は、運やひらめきで馬券を買うこともないし、ときどきドカーンと大穴を当てて溜飲を下げるような一発屋でもない。欲深い競馬とはいっさい縁を切り、あくまでも統計的かつ合理的なフィールドで競馬に参加するスタンスだ。
 さらにいいかえるなら、「競馬は常に強い馬が連対する」という事実を素直に受け入れるスタンスだといってもいい。
 それが競馬研究歴20数年、紆余曲折した末に私が最後にたどり着いた結論でもある。
 運やひらめきで競馬をやる人が常に負け組に甘んじていることは、かつて私自身も穴党だったので身にしみるほどわかる。まして大穴専門に狙う人々の場合、ほとんど毎回ヤラれてしまう競馬だといっても過言ではないだろう。
 ただし、時としてドカーンと大穴をヒットしてしまう事件が起きてしまうから、穴党は穴党をやめられない。そこが過激な競馬からなかなか足を洗えないゆえんでもあるのだが、しかしトータルして考えれば、そんな穴党のスタンスが経済的に割りに合わないことは、実は穴党自身が一番よく承知しているはずである。
 結局、穴党というのは常時、危険な散財ゾーンに立ち続け、報われるのは、時として砂漠の砂のなかに宝石を発見したときだけである。しかし当然のことながら、砂漠のなかで宝石を探し当てることなど至難のワザだ。偶然に頼るしかないような、そんな確率を考えただけでも、いかに途方もない夢を追っているかがよくわかる。
 かくいう私も前身は、そういった穴党の一人だった。よって本命党に転じた現在でも、実質は、かぎりなく穴党に近い本命党といっていいかもしれない。
 しかし本命寄りにシフトしたことで、穴党だった頃には見えなかったものがはっきり見えるようになったのは確かだ。
 何が見えるようになったか。それは競馬には「安全圏」というものが存在することがよくわかったのだ。安全圏とは、いわば経済的安全圏である。
 バカ勝ちはできないまでも、決して損をすることはない。少なくとも投資分は必ず取り戻せる馬券のフィールドが存在する。これは穴党だった頃の私には見えなかった領域だ。
 その安全圏とは?
 その答えこそ、負け組になりたくない人のために私が本書で打ち明けるシンプルな馬券戦略なのである。その安全圏のなかに、最も頭のいい馬券の買い方も存在する。
 ともあれ、毎月コンスタントに安定収入を稼ぎたい人は、まずは競馬専門紙『競馬ブック』を手元に用意していただきたい。最も頭のいい馬券の買い方は、意外にも、この『競馬ブック』に大いなるノウハウが隠されている。
 そして、この『競馬ブック』があれば、どのレースでもわずか1分もあれば予想の目は出てくる。ちなみに馬券の狙い目は、あくまでも3連複馬券である。

 

目 次


競馬には安全に儲かる馬券ゾーンが存在する●まえがき

第1章 3連複はセーフティ馬券
 あなたが買っているのは宝くじではない、馬券だ!
 確かな回収率を保証する配当ゾーンがある
 もう一度3連複を見直そう
 3連複馬券が生み出すうれしい誤算
 3連複馬券の盲点を衝け!

第2章 競馬ブック仕様 3連複狙撃方程式
 まず『競馬ブック』の上位1〜3番人気馬をピックアップする
 残る2頭は、コース実績上位馬を選ぶ
 馬の絶対能力はコース実績でしか計れない

第3章 これがセーフティ利殖戦略だ!
 コース実績データは意外な穴馬を指名する
 1番人気と2番人気がからんで2300円なら十分おいしい配当
 人気が分散すると上位人気決着でも利益が出る
 上位1番〜3番人気馬での決着。やはり連対率が100%機能した
 元返しの馬券ヒットが回収率の底辺を支える
 コース実績をチェックすれば上位人気馬の信頼度も計れる
 確率90%以上のフィールドで競馬を戦え!

第4章 実戦! 8日間プラス計上を見よ!
 3連複馬券は予測を上回る配当でトータル報酬を底上げする
 オッズの振幅の大きさが回収率を上げる事実
 初日。5戦2勝、回収率700%越えは上出来
 サラブレッドは記憶能力がある
 2日目。5戦1勝、大魚を釣り逃したのが非常に残念
 3日目。5戦2勝、可もなく不可もなくの1日
 競馬ブックの予想オッズと実オッズについて
 4日目。まさかの5戦0勝。こういう日もよくある
 5日目。5戦1勝。悪い流れも一開催8日間にはつきもの
 6日目。5戦0勝。まさに我慢のときを迎えた1日
 7日目。5戦3勝。形勢逆転への希望が見えた!
 8日目。5戦0勝。一転、低調に落ち込み一開催を終了

第5章 馬単・3連複で勝負する!
 的中率22・5%、回収率196%。目標額は達成したが……
 競馬ブックのレイティング指数を見逃すな!
 馬単、3連複、3連単、総取りのチャンス!

あとがき

 









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