私は、ダヴィンチ・クラブという競馬&パチンコ・パチスロ攻略研究会を設立して活動していますが、よく会員の方や読者の皆さんから質問されるときがあります。
「なぜ、次々と攻略法を考案し、発表するのか?」
 かっこよくいえば、読者の皆さんがそれぞれの分野において勝ってもらいたいからなのですが、悪くいえば、私自身が欲深いのかもしれません。
 本書は、『競馬ブックでできる3連単高額配当専用プログラム』に続く、競馬ブックを使用した戦術の第二弾になります。
 前著は、3連単の10万以上の高配当をわずか24点で獲る方式でしたが、お陰様で多くの読者の皆さんから感謝やお礼のFAXをいただき、大好評でした。
 ただ、どんな馬券術でも、読んだ方全員が満足できるということはありえません。
 競馬でいえば、皆さんそれぞれに様々なスタンスがあり、たまに当たる超高配当より、頻繁に穴馬券を当てたいという方もおられますし(この方もかなり欲深ですが……)、とにかく当てたいという的中率重視の方もいます。
 今回は、回収率と的中率のバランスの取れた方法を発見しましたので、誰よりも早く、メタモル出版の読者の皆さんにお贈りしたいと思います。そして、欲張りに、2部構成にしました。2冊分の内容を1冊に閉じ込めたわけです。9~12レース用と1~8レース用の2種類の方法に分けてみました。
 数学者パスカルもカルダーノも、文豪ドフトエフスキーも、かなりのギャンブル好きで研究者だったといわれています。元来、数学の「確率」という分野は、ギャンブルから生まれたものなのです。それだけギャンブルにおける「必勝法」を考えることは、天才達を魅了していたともいえるのかもしれません。
 パスカルには及ばないかもしれませんが、私は「馬券術」を考案するにあたって、自分に課しているルールがあります。
 まずは、なるべくシンプル(簡単明瞭)であること。そして、回収率が優れていること。そこそこの的中率があること。充分に検証し、確かで実用的なこと。以上4つの条件を満たさなければ、面白いアイデアであっても没にしました。
 自分のなかで没にしたアイデアは無数にあります。超高額配当が当たる3連単の方法もありました。いずれ改良と多くの検証を加えて皆さんに発表する機会に恵まれるかもしれません。そちらのほうは、お楽しみということで……。
 さて、最初発表するのは、穴馬を見つける方法でありながら、かなりの高精度を誇ります。全レース参加できないことはありませんが、検証を繰り返した結果、的中頻度が高い9~12レース限定としたほうがよいという結論に達しました。(第1部)
 馬券式別(単勝、複勝、馬連、3連単などの購入法)は、すべての馬券に対応することが可能で、各章でそれぞれ解説をしていきたいと思います。
 9~12レース限定ということは、障害レース(重賞)も番組に組まれているときがありますが、これから紹介する方法に支障はなく、攻略することが可能です。
 また、前半(1~8)レースに関しては、後半レースとは違ったアプローチを試みました。そのほうが効率よく馬券が的中するのが判明したからです。「激走馬検索システム」と名づけましたが、実に簡単な方法です。一撃必殺で大穴激走馬を炙り出します。
 では、前置きはこのくらいにして、本題に入りましょう。