馬券を買うとき、あなたは何を拠りどころとしているのだろうか?馬の能力か、調子か、オッズか、それとも出目か、サインのたぐいか……。まあ、人それぞれ、経験とカンに頼るもよし、新聞などの情報に頼るもよし、なんでもいいから結果オーライの勝負の世界。運、不運はつきものだ。
 とにかく馬券を当てたい! 儲けたい!それがすべてだ。人は勝つために馬券を買う。馬券と格闘する。そして、結果は誰にもわからない。すべて、一寸先は闇だ。時には天国を垣間見られることもあれば、無間地獄に落とされてしまうことだってある。いや、ほとんどの馬券ファンは、煉獄の地獄の底でのた打ち回っているではあるまいか。だが、光明はある。たとえ、わずかな一筋の光であっても、それを見出せたならば、地獄から這い上がれるかも知れない。

 本書は、そんな馬券ファンの悲痛な叫びに応えうるものであると思う。決して、大言壮語はしない。というのも、結果はすべて過去のものであり、明日の的中を保証しうるものではない。どんな馬券本だってそうだ。

 一言で本書を語るとすれば、馬券ファンの多くの方々が参考にしている日刊コンピ指数をベースに、能力指数1位の馬が1着に来るか来ないかを統計に基づいて確率的に明らかにしたものである。コンピ指数が高ければ1着の確率も高く、指数が低くなるにつれて1着の確率も低くなる。はたしてそうだろうか?
  コンピ指数1位の馬と2位の馬との指数差が大きければ大きいほど1着になる確率は高まるのだろうか?
 コンピ指数1位と2位との差で判断していいものかどうか?
 かりにコンピ指数1位が1着に来たとき、2着、3着にはコンピ指数2位、3位が来るのか? 
 コンピ指数1位が消えやすい条件とはどのようなケースか?
 コンピ指数1位が消えた場合に1着になるのはどの指数なのか?
 こうした疑問をもって、コンピ指数1位を徹底的に分析したのが本書の眼目である。難しいことはなにもない。本書はコンピ指数の1位と3位の差に注目して、48パターンのLEVELに分類した。LEVELの計算は簡単だ。そして、そのLEVELに出現しやすい馬券を指数順位で示してある。それを参考にして馬券を買うこと。馬券の買い方によって多少の個人差、運不運はあるが、馬単、3連単を中心に狙い目が一目瞭然になっている。明日からの未知の勝負に賭けるアイテムのひとつに加えていただきたい。きっと、光明が見出せることだろう。
 名づけて、日刊コンピ「LEVEL X」。十分にその威力をご堪能いただきたい。