この本は、わたしの3冊目の競馬本になる。
 1冊目は2003(平成15)年3月発刊『嵐を呼ぶ逆運馬 九星五行カレンダー』で、雑誌『競馬の達人』誌に連載中、1着ヒシミラクル、2着ファストタテヤマの菊花賞で、馬連9万6070円、3連複34万4630円ほかを的中させたのを機に、「九星五行法」を少しだけ広めようと書かせていただいた。″少しだけ″というのは、あまり広まってしまうと穴が穴でなくなってしまうからだ(笑)。
 2冊目は2004(平成16)年2月発刊『2004年 超大穴馬番暦』というほとんど買い目データのみのものだった。
 どちらもメタモル出版さんから出していただいたもので、いまとなっては思い出深い2冊になっている。
 1冊目の刊行後、いろいろな方々からお電話を頂戴したが、ある若いと思われる声の女性が電話をくださり、「当たりますね」と言われたので、「儲かっていますか?」と訊たずねたところ、「250万儲かりました」という答えでビックリしたのが印象に残っている。 発刊後半年ごろで250万! ……わたしも確実に本の通りに買ってプラスにしていたが、その金額はいただいた印税のン倍。1260円の本でそんなに儲けられてはねえ、あはは。
  『競馬の達人』が03年いっぱいで休刊になり、わたしは本業の占い、祈祷、ヒーリングに本腰を入れるべく、吉祥寺から立川に家を買い替えて、腰のヘルニアに苦しみつつ引っ越しをした。それからは平施館の鑑定師麻生耀一朗として本職に集中し、正直、競馬からは離れていたと言ってもいいだろう。
 ただし、大きなレースや暇なときには予想をし、馬券を買うこともあった。パソコン投票の権利は持っているが、立川WINSまで歩いて5分、東京競馬場まで電車で5駅という素晴らしい立地の自宅になったので……(笑)。
 まあ、実を言えば、せっかくヘルニアが自然治癒したのに、一昨年の夏にリウマチ性多発筋痛症とリウマチというダブルで膠原病の診断を受け、常時どこかの筋肉に痛みがあり、かつ指は少し関節が変形して痛む状態でいろいろと生活に制限が付くようになっている。 なおかつ、昨年11月末に左内耳ヘルペスにかかり、激痛、顔面マヒ、耳鳴り、難聴、平衡感覚失調と大変な思いをした。原稿を書いているいまのいまも、帯状疱疹後神経痛という症状で、新薬で痛みは感じないが、耳鳴り、難聴は完治していないし、歩くのも家の中ですらよろけつつだ。
 昨年8月にわけあって超スピードで結婚を決め、9月に入籍して妻がいるようになったので、その助けがあるからなんとかなっている(わたしはなんと3度目の結婚だが……)。
 私事を延々とすみません。
 左耳と左喉が激痛で、まだ病名不明のさなかの昨年12月7日の『日刊スポーツ』で、『5重勝馬券 4・24から』という記事を見て、「九星五行法の応用でこれを的中させたい」と思い立ち、久々に競馬本、しかもWIN5(5重勝)に焦点を当てたものを書きたくなり、3日後にメタモルさんに電話したところ、快諾していただいた。
 ただし、WIN5はネット限定の発売。九星五行法のファンは中年の方が多いと考えられるので、果たしてネットで馬券を買っているのかという疑問があり、対象年齢を若く設定して書くべきという、当然の条件付きだった。
 占い(九星気学)の応用で穴を的中してきた方法は、確かにうさんくさいだろう。でもキチンとやれば最低回収率120%なのも事実だ。
 わたしは前著書でも、「最低限の競馬知識は必要だ」という内容のことを書いた。いわゆる「ケントク」だけを推奨しているつもりはない。発言された方には申しわけないのだが、「(馬名無視で)馬番だけで当たった」「去年の『出目』がくる」というような根拠のないものは偶然であり、目先のことにすぎない。しっかりと九星五行法と競馬・馬券知識の両輪が揃えば、回収率150%も現実のものとなるのだ。
 しかしながら、短期でしか結果を見れない人は穴狙いには向かない。そういう方はここから先の本文をお読みになってもムダである。どうぞ、ほかの攻略本を買うなりなんなりしてくださって結構だ。
 が、ちょっと待って欲しい。わたしは馬券を始めて33年間、いまだに年間収支がマイナスの年はない。そういう人間が渾身の力で書いた本である。
 WIN5は指定5レースの1着を全的中させなくてはいけない馬券なので、穴狙いだけでは無理なのもわかっている。
 またWIN5は、通常の馬券と違い、各レースを直前に買うことはできない。馬体重もわからず、オッズも不確定、パドックは当然見れない。馬券でありながら、クジの要素を含んでいるのだ。だからこそ、占いの応用で大穴を的中させてきた「九星五行法」の出番だとわた最??????顏???}しは思うのだ。
 現時点では、毎週日曜日のみの発売と発表されているので、買い目データは全日曜日と例外として正月の1月5日のデータを2012年末まで掲載した。
 最高配当の2億円とはいかないかも知れないが、穴を視野に入れつつ、そこそこの配当も的中できるよう、分析データをもとに考え抜いて書いてある。
 今回のこの本は、多くの方々に読んでいただきたい1冊である。
 「信じる信じないはあなた次第です」とでも言っておきましょうか(笑)。
 さて、ご一緒に高額配当ゲットを目指して頑張りましょう!
 本書作製中に東北関東大震災が発生しました。東京地方も大変ですが、被災された各地の方々に心よりお見舞い申し上げると共に、1日も早い復興をお祈りいたします。

2011年(平成23)年3月吉日
矢野 羊一郎