「配当は魅力だけどなかなか当たらない!」
これぞ多くの競馬ファンに共通する3連単馬券に対する悩みだろう。
3連単は的中にたどり着くまでが至難の業。予想そのものはいい線いってても、結果として馬券がハズれてしまうことだってしばしば……。当てるために点数を多く買わないとならなくなるジレンマ。だがそこを解消しない限り、魅力的な配当は手にできない。

では、いったいどうすれば3連単馬券の的中精度を上げることができるのか?

本書はその命題に集中して作成されている。
行なったのは2004年の3連単馬券開始から2011年末までの施行全レース・8年間約1万6千レース分のデータの検証である。そこから特に馬番号の相性に着目することで、もっとも発生しやすい番号同士の組み合わせを導き出したのである
。 「あっ。また、この番号の組み合わせだ……。」レース後、今まであなたがそんな風に思っていた感覚。
本書にはそんな3連単の出目エッセンスが詰まっていると思っていただきたい。
たとえば馬番①番がレースで1着になったとき、一緒に2着と3着になっている馬番号のうちもっとも多いのは何番なんだろう?
そんな単純で素朴な疑問にもズバリ答えられるのがこの作戦(本書ではそのように一緒に連対する可能性が高い馬番号のことを『連れ番』と呼んでいる)。
過去に施行された3連単レースすべてを検証し、出目の傾向を細部まで分析しているのは間違いなく本書が初めてだろう。
さらには楽しく買い目を導き出すための工夫もされている。
それが付属の【黄金万馬券プレート】を使った買い目出しだ。この【黄金万馬券プレート】を、本書の指示に従って使うだけで、過去データをもとに算出されたもっとも可能性の高い3連単の買い目が自動的に判明するという仕組みだ。
なかには「ひょっとして1レースごとの買い目が多いんじゃないの?」と心配している人もいるだろう。
だが、それは安心していただきたい。
本書では予算は“1レース最大6000円”までに限定した。
つまり買い目は、最大でも60点ということ(1レース予算3000円、4500円のパターンもある)。
多く買えば買うほど馬券は当たりやすくなるのは誰でも知っていることだが、もっと大事なのは回収率。少ない資金をもとに3連単の高配当を狙おうというのが本書の作戦の基本でもあるからだ。
ちなみに、この原稿を書いている2012年1月27日現在。
2012年年初から行われた全7日間(のべ18場・216レース)で、まんべんなくすべてのレースを本書の方式で3連単馬券を購入(1レース・1点100円で60点購入)してみると、回収率は125%(金額ベースでは約32万円のプラス!)にも達している。
もちろんこの数字はずっと同じように推移するわけではなく、この先も同じように買い続けていれば収支は前後していくものだが、この馬券作戦が確実に機能することの証明であると自負している。
さらには、買うレース、買わないレースをどう選択するかの工夫次第では、回収率を上昇させていくことだって可能なのだ。

楽しみながら3連単を当てて、一緒にリッチな体験を味わおうではないか。

弓田竜