競走馬のコース適性を探るアプローチにはさまざまなものがある。もっとも普遍的なのは「各馬ごとに過去のコース別成績を確認する」という方法だが、当該コースへの出走経験がなければ判断できないし、年齢やキャリアを重ねて適性が変わるようなケースにも対応不能だ。

血統や馬体などから適性を探る手法もよく見かけるが、これらはあまりにも専門性が高いうえ、判断基準や結論も曖昧なものになってしまいがち。「労多くして功少なし」という印象は拭えない。
もっと明快な結論が簡単に出て、なおかつ実戦的なアプローチはないのだろうか―。こうした疑問から出発して完成したのが、本書『衝撃の新理論・シカゴ式~その馬の前走は「4(シ)か、5(ゴ)か」』である。検討材料はどんな競馬新聞にも必ず掲載されている出走各馬の前走成績欄だけ。1レースあたり1分もあればオイシイ穴馬や危険な人気馬を察知できる優れものだ。
本書に収録されているのは、過去のデータを集計したシンプルな表だけ。しかし、これらの表は巷の評論家が訳知り顔で語っている「適性論」のエッセンスをすべて網羅している。本書が提唱する馬券作戦を実行していただければ、「評論家の小難しい講釈に耳を傾けるのは時間のムダだった……」とすぐに実感していただけるだろう。

「衝撃の新理論・シカゴ式」研究会