競馬は、すぐれた予想法と投資法とが融合されたときに初めて必勝法になりうる。
 これは私が一貫して主張してきたことである。
 予想法とは「どの馬を買うか?」についての議論であり、投資法とは「いくら買うか?」の議論であることは言うまでもない。
 予想法と投資法は車の両輪であって、どちらが欠けることも許されないのだ。
 もっとも、その性質上、後者は前者に従属する関係に立たざるをえない。
 いかに優秀な投資ツールをもってしても、当たらない予想の前にはなす術もないからである。
 当たり前のことだが、競馬はまず「予想が当たる」ことが第一歩なのだ。「いくら買うか?」についての議論はその次である。その観点から、本書はもっぱら予想法に特化して書かれた。しかも、たった1部130円のスポーツ紙の情報から、およそ考えうる最高の予想ノウハウを導こうと試みている。
 使うツールは、スポーツ紙に掲載されている「人気度チェック(専門紙本紙印の集計表)」のみ。他は一切不要である。今回、ご用意した方法は、
 ・本命?中穴サイドを一網打尽にする方法(カーペットボム)
 ・大穴を待ち受ける方法(ピンポイントボム)
 ・大穴を超える超大穴を狙い撃つ方法(ステルスボム)
 の3つ。いずれも検討時間は5分もかからないが、その完成度は最高水準のものであると自負している。
 競馬を始めて間もない方はもとより、情報の渦に首まで浸かり、収拾がつかなくなっているベテランの方も、ぜひ本書で予想に開眼していただきたい。

  2011年4月 土屋哲郎