我々『ET競馬解析研究会』は、出馬表解読、番組表解読、オッズ解析の3つのアングルから高配当馬券を的中するために結成された研究グループである。今回、皆さんにご紹介するのは、我々が独自開発した出馬表解読法の中でも大切にしている『騎手の誕生日を使って、重賞レースの馬券対象馬を特定しようとする新たな馬券攻略法』である。
 ところで、皆さんは1日の施行レース数(有馬記念施行日など一部の開催日を除く)がどうして『12』鞍になっているのか疑問を感じたことはあるだろうか? 普通ならキリのよい『10』鞍でよいと思うのだが…。我々はこの『12』という数字から、《1月~12月》の誕生月を思い浮かべた。そして、1月=1レース、2月=2レース、3月=3レース………12月=12レースと考えてみることにした。誕生日というのは、“○月○日生まれ”のように、月と日の組み合わせになるわけだから、日にちのほうを馬番と仮定すると、当該レースを解く鍵が〔誕生日アドレス(月=レース番号、日=馬番)〕に配置されているのでは?という推論だ。例えば、「起点となる誕生日が3月3日生まれの場合、3レースの正逆3番、つまり3レースの馬番3(=正3番)、または大外(一番大きい数字)の馬番から内側へ数えて3番目(=逆3番)の誕生日アドレスに、当該レースの馬券対象馬を指名するサイン馬が配置されている」という仮説を立てたのである。
 さて、皆さんはJRAのホームページへアクセスしたことがあるだろうか? ご丁寧なことに、そこには「JRA所属騎手の誕生日」が記載されているのである。もしや「騎手の誕生日アドレスを使ってレースを紐解いてみなさい!!」という天の声ではないかと考え、ひたすら研究に没頭した。
 ここで質問を1つ。皆さんは重賞戦(グレードレース)と特別戦との決定的な違いをご存知だろうか? 重賞戦には“第○回”という施行回数が存在するが、特別戦にはそれが存在しない。ということは、重賞戦については、前年の当該レースとの繋がりがあると推測できるわけだ。
 そこで、我々は『前年のある着順の騎手の誕生日アドレスと、その翌年の当該重賞レースにおける馬券対象馬との因果関係』を分析してみたところ、重賞レースごとに2つの異なった着順の騎手の誕生日アドレスから馬券対象馬を炙り出す“誕生日アドレス理論”(セオリー12)を編み出したのである。チェックすべき一致要素は騎手のみ。重賞当日の出馬表(当該レース開催場の1レースから最終レースまでの枠順と騎手名が掲載されているもの)さえあればOKだ。チェックが終わったら、あとはレース結果を楽しみに待つだけである。 
 本書にはG1・Jpn1 17鞍、G2・Jpn2 24鞍、G3・Jpn3 49鞍の計90鞍をひもとくための『誕生日アドレス表』を一挙掲載したので、あとは皆さん自身で結論を導き出していただきたい。
 能書きはこれぐらいにして、いよいよ当理論の解析手順を説明していこう!