競馬は前走4角順位と今走の騎手名を見るだけで勝てる。これがこの本の内容だ。
 今、この本を手に取っているあなたは、競馬という大敵を攻略するために、常日頃から何らかの手がかりを探している方であろう。競馬には無数のファクターがあり、それぞれが作用しあって様々な結果を出している。それなのに、たったこれだけのファクターで勝てるわけがないと思っているのではないだろうか。
 その考えもある意味では正しい。確かに全レースを当てにいこうと思えば、存在する膨大なファクターを全部拾う気で分析しないとほぼ不可能だろう。しかしながら、たとえそこまでしても、競馬には不利や故障などが存在するので、全場全レースを当てること自体まず不可能である(全通り買えば別だが……)。
 しかし、競馬で勝つために、全場全レースを当てにいく必要性はまったくないのだ。
 競馬で勝つには「良いところ取り」が有効だ。つまり、悪い部分(儲からない部分)を一切、切り捨てて、良い部分(儲かる部分)のみを拾っていく手法だ。例えば、ある騎手の馬券を常に買い続けるとして、それでプラス回収率になる騎手なんてほんの一握りしかいない。しかしそれを、競馬場やコースごとに集計してやることで、プラス回収率になるものがどんどん出てくるだろう。そう、このプラス回収率になるものだけを選んで買い続ければ、トータルの収支はプラスになるわけだ。
 本書はこの「良いところ取り」に特化することで、難しい方法を一切使うこともなく、誰にでも同じように買い目を出せ、かつ利益を上げていけるように作成した。
 また、馬券の種類も、堅実に儲けるための単勝に加え、3連単を導入することで、信じられないような高配当を生み出すことができるプログラムも用意した。しかもこれらは、先に述べた通り、「誰がやっても同じ買い目を出すことができる」ものなのだ。
 ただし、この方法は「良いところ取り」が原則なので、購入対象のレースが絞られるのは理解しておいてほしい。逆にこれを理解できない人は、このように優秀な方法を使っても利益を上げていくことができない人なので、この本はもう読まなくて結構だ。
 競馬ファンにはそれぞれいろいろなスタイルがあると思うが、この本は「純粋に儲けたい」という人に向いていると思う。逆に何でも良いから賭けたい、勝負したいという人には向いていないと思う。まぁ、この本を手に取っているようなあなたは前者であると推測するがいかがだろう?
 前者のあなたは今すぐにこの本を購入して、週末の競馬に備えてほしいと思う。そして、本書を利用することで、我々と同じように競馬で儲けたお金で、おいしいものを食べ、飲み、欲しい物を買う、ゆとりのある生活を楽しもうではないか。