第5回 どんなサイトを見たらいいの?

ママ

毎月第2木曜更新!

 前回の「子育てサイトに気をつけて!」では、インターネット上のおかしな記事の見分け方について書きました。でも、いちいち裏を取ったり確認したりするのも大変ですから、「信頼できるサイトはあるの?」「どうやって探すの?」ということを知りたいですよね。
 誰が書いたのか/取材や監修の依頼をしているかどうかはとても大切ですが、その点、公的機関のサイトは安心です。その分野の、他の専門家からも信頼の厚い人たちが書いています。データに関しても出どころが確か。そこで、子育て中に役立つものをいくつか挙げてみます。

◆内閣府
「結婚・妊娠・出産・育児の切れ目ない支援」
http://www8.cao.go.jp/shoushi/shoushika/kiremenai/link_list/index.html 
これは内閣府がまとめたもので、「妊娠に備えて」、「妊娠中に知りたいこと」、「出産について」、「育児について」の4つに分かれていて、それぞれ信頼できるリンク先が載っています。子どもがほしいと思ったときから、すぐに役に立つリンク集です。難点は、文字ばかりでとっつきにくいこと、知りたい情報の検索がしづらいことですが、一度見てみましょう。

◆消費者庁
「子どもを事故から守るプロジェクト」
http://www.caa.go.jp/kodomo/ 
手作り感のあるサイトですがアイキャッチ画像も多く、文章も読みやすいのでおすすめです。どの月齢でどういう事故が多いのか、事故が起こった際にはどう対応したらよいのかがまとめられています。悲しい事例、もう少しで大惨事になり得た事例をみんなで共有すると繰り返さずにすみます。「子ども安全メール」に登録すると、主に0歳から小学校入学前までの子どもの事故を防ぐための注意点などの情報が週に1回、無料で届きます。

◆国立感染症研究所
http://www.nih.go.jp/niid/ja/ 
感染症については、このサイトを参考にしましょう。話題の麻疹やジカ熱、定期予防接種になったばかりのB型肝炎などについても詳しく載っています。また、疾患名または感染源や特徴から感染症の情報を検索することもできます。

◆国立成育医療研究センター
「病気に関する情報」
https://www.ncchd.go.jp/hospital/sickness/index.html
感染症以外の病気、薬に関する疑問についても知ることができます。
「妊娠と薬情報センター:授乳と薬について」https://www.ncchd.go.jp/kusuri/lactation/ 
授乳中に「安全に使用できると思われる薬」、反対に「授乳中の治療に適さないと判断される薬」についてわかります。お母さんだけでなく他のご家族、医療関係者にも知っておいていただきたい情報です。

 このほか、各種学会のガイドラインや提言、一般の方向けのページも読んでおくと役立つと思います。

◆日本小児科学会
「ガイドライン・提言」
https://www.jpeds.or.jp/modules/guidelines/index.php?content_id=27
予防接種のスケジュール、同時接種についての考え方、ホメオパシーへの対応など、学会の考えなどがわかります。また、サイト内検索で特定の項目も調べられますし、一般の皆さまへというページも役立つことがたくさん。

◆小児科学会監修「こどもの救急」
http://kodomo-qq.jp/
夜間や休日などの診療時間外に病院を受診するかどうかの判断の目安を提供しているサイトです。アプリもあるので、迷ったらぜひ見てください。

◆「こどもの便秘の正しい治療」
http://www.jspghan.org/constipation/kanja.html
日本小児栄養消化器肝臓学会と日本小児消化管機能研究会が共同で作成した便秘治療のガイドラインがとてもわかりやすくまとめられています。便秘は身近なだけに困る人は多いけれど、医療者によって言うことが違ったりすることもあるので、こちらを確認してみましょう。

◆日本医師会
「白クマ先生の子ども診療所」
http://www.med.or.jp/clinic/
主に急な事故やケガ、病気などの対処方法がわかるサイトです。「ドアや窓などに指をはさんでしまった」「おなかのあたりを痛がっている」などの状況から検索することができます。

◆日本皮膚科学会
https://www.dermatol.or.jp/index.html
上記トップページを開いて、「一般市民の皆様」を開くと出てくる「皮膚科Q&A」で、虫さされからヘルペス、とびひなど様々な皮膚の病気について詳しくわかりやすく解説されています。

◆日本小児歯科学会
「子どもたちの口と歯の質問箱」
http://www.jspd.or.jp/contents/main/faq/index.html
成長段階別にわかりやすいQ&Aが掲載されています。たとえば、「3歳の子どものすきっ歯が気になる」という質問に対して、永久歯が生えるために隙間があるほうが正常であるという返答が載っていたりして、気になる疑問が解消するかもしれません。

◆日本小児外科学会
「小児外科で治療する病気」
http://www.jsps.gr.jp/general/general/disease
切る、縫うなどは小児科でなく小児外科が専門。また、知っている人が少ないのですが、小児外科の医師は消化器に詳しいんです。よく吐く子は胃軸捻転かもしれませんし、お尻にできているものは肛門周囲膿瘍かもしれません。その他、鼠径ヘルニアや陰嚢水腫、虫垂炎、腸重積などの小児外科で治療する病気と、その特徴などが詳しくわかります。

◆KNOW☆VPD
http://www.know-vpd.jp/index.php 
ワクチンに関しては、このサイトが最も読みやすく網羅的です。「受ける必要があるの?」に始まって「同時接種ってどうなの?」「どの順番で受けたらいいの?」などのよくある疑問にもわかりやすく回答してくれています。「予防接種スケジューラー」というアプリもあるので、ワクチンのスケジュール管理におすすめです。

 インターネットで情報を集める場合は、まずは以上のような公的機関、学会などのサイトを見てみましょう。個別の疾患についても、各学会HPでのサイト内検索がおすすめです。ブラウザや一般のYahoo!検索、Google検索では前回お話ししたように、ページビューだけ多い変なサイトばかりヒットしてしまうのでご注意くださいね。

>>>>>>>>子どものケアについての疑問、大募集!
ふだん疑問に思っていること、知りたいことなどありましたら、ぜひこちら(all@metamor.co.jp)までメールをお寄せください。全てに回答することはできませんが、可能な限り、この連載上でお答えしていきたいと思っています。
※個別にお答えすることはできません。

著者プロフィール

森戸やすみ(もりと・やすみ)

1971年東京生まれ。
1996年私立大学医学部を卒業し、医師国家試験に合格。一般小児科、NICU(新生児集中治療室)などを経て、現在は市中病院の小児科に勤務。

著書

育児の不安

らくちん授乳

育児の不安
各分野の専門家が伝える 子どもを守るために知っておきたいこと
【はじめに】はコチラhttp://www.metamor.co.jp/maegakipage/kodomowomamoru/

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第4回 子育てサイトに気をつけて!

ママ

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 子どものいる方は、家事に子育て、人によっては仕事も並行してやっているから、時間がいくらあっても足りません。だから、子どものケアについての情報収集はスマホでするという人は多いでしょう。そして、スマホで検索して上位に出てくるものを参考にしてしまうかもしれません。
 ところが、検索すると上位に表示されるのは、でたらめな記事の多い子育てサイト・ママ向けサイト・健康サイトなどです。正しい情報から順に表示されるわけではありません。
特にコラムサイトをまとめたキュレーションサイトには、間違った情報があまりにもたくさん掲載されています。情報を精査するなどのコストをまったくかけずに、センセーショナルな記事でPVを稼げば、儲かるからでしょう。
 では、おかしな子育て情報に引っかからないようにするには、どうしたらいいでしょうか。ネット検索しないというわけにはいかないでしょうから、わかりやすい2点をあげてみます。

【1】誰が書いたのか/取材・監修を依頼しているかをチェック
 たとえば、よく「母乳にはお母さんの食べたものがダイレクトに出る」、「粉ミルクを飲んでいるとIQが低くなる」などという記事があります。しっかり読んでみると、専門家に取材も監修も依頼していなくて、根拠を示してもいない主観だけの記事だったりします。
 これらのサイトの多くには、「ママ(パパ)ライターになりませんか?」というような募集がよく掲載されています。つまり、ライターとしての経験を積んでいない人が記事を書いているわけです。それでも記事の内容が、子育て体験記やお出かけスポットなどのことならいいかもしれません。
 でも、健康に関わる記事は、アルバイト感覚で気軽に書いてはいけません。うっかり「予防接種は受けずに、感染症になった子から移してもらおう」というような記事を書いてしまって、どこかの子が合併症に苦しんだり、後遺症が残ったりしたら誰が責任を持つのでしょうか?
 ですから、まずはどういう人が書いているのかを確かめましょう。素人のライターさんが、ネットの情報や画像を拾ってきてまとめたものだったら信用してはいけません。書いた人の署名があって、所属や経歴がきちんとあって、ライターさん自身が専門家であるか、または専門家に取材や監修の依頼をしていれば一考の価値ありです。が、それでも安心できません。

【2】誰に取材・監修を依頼しているかをチェック
 次に、その取材や監修の人選はどうかをチェックしましょう。その専門家は、その分野で多くの同業者から支持されているでしょうか? はっきりした根拠を提示しているでしょうか? 専門家の資格はあっても、根拠もなくただ極端なことを言っている人たちもいます。
 たとえば先日、あるママサイトに、医者が書いた本をもとに「赤ちゃんへのビタミンK投与」を否定するような記事が掲載され、多くの医療関係者や一般の方たちから批判が殺到し、記事が削除されるということがありました。
 出生後すぐの赤ちゃんにビタミンKを与えることは、とても重要です。ビタミンKは、胎内でお母さんからもらいにくく、母乳中にも少なく、赤ちゃん本人が作ることも難しいからです。乳児期早期にビタミンK欠乏症になると、8割以上の子が頭蓋内出血を起こします。こういったことは基礎研究・臨床研究でわかっており、ビタミンK製剤の効果が高いという国際的なコンセンサスもあるのです(※1)。ビタミンK投与などを真っ向から否定する医者がいたら新鮮に思えるかもしれませんが、あまりにも危険です。
このように記事の内容によっては人の命にも関わります。他の専門家が言う以上の科学的な根拠を示せない突飛な意見には従わないようにしましょう。

 このような子育てサイトで、子どもに健康被害が出かねない記事を見つけ、運営会社に苦情のメールを送ったこともありますが、検証したり訂正記事を出したりすることはなく、あっさり記事が削除されるだけでした。
 そのほか、「さまざまな意見を載せる方針なので」と答えたサイトもありました。しかし、両論併記すればいいというものではありません。「一般的な根拠のある説」と、「極端な根拠のない説」を同等の正しさがあるように載せて、いろんな意見があると言い逃れするのはおかしなことです。 では、編集という職業がある意味は、メディアとしての責任はどうなるのでしょうか?

 「病院での出産、助産院、自宅、どれもチョイスだよね」ではないのです。現代では圧倒的に病院での出産が多く、自宅分娩の減少とともに乳児死亡率は激減しました。当然ですが、これは赤ちゃんが丈夫になったのではなく、医療が発達し、病院での出産で命を救えるようになったからです。助産院や自宅での出産について記事を書く場合には、どんなリスクがあり、緊急時にはどんな対応方法があるのかまで正確に載せないといけません。
 同様に、離乳食について「早ければ早いほどいい」「厚労省がすすめるように生後5~6か月頃からがいい」「遅ければ遅いほどいい」という説を同じ土俵に乗せてはいけません。以前、アメリカで離乳食を早く開始することが流行した結果、喘鳴を起こす子が増えたり、月齢が小さいうちは母乳やミルク以外のものはむしろ有害といったことがわかったりして廃れました。一方、1~2歳まで離乳食をあげずに母乳だけにすると、母乳性貧血や栄養不足になる危険性が高く、アレルギーの予防にもならないのです。ですから、確実に生後5~6か月からは離乳食が必要だという「事実」があるわけで、いろんな「意見(正解)」があるわけではありません。

 お子さんのアレルギーが心配なときに「離乳食を遅らせればアレルギーを防げる」という記事を見たら、信じたくなるかもしれません。予防接種を受けるなんて痛そう、同時に何本も打つなんてかわいそうと感じているときに「ワクチンはいらない」なんて記事を見たら、予防接種をしないでいることを正当化できそうな気がします。でも、願望と事実は違うものです。
 かわいいお子さんを守るために、突飛な説や目新しい説に惑わされず、ぜひ情報を選ぶ技術を身につけてくださいね。
※ 1 http://www.jpeds.or.jp/uploads/files/saisin_110131.pdf

☆こちらの記事もぜひお読みください☆

ヨミドクター 宋美玄のママライフ実況中継
トンデモ情報の寄せ集め? コラムサイトにご用心
https://yomidr.yomiuri.co.jp/article/20161004-OYTET50042/?catname=column_son-mihyon

messy 
脅迫と無責任。育児系デマの温床「トンデモ・ママサイト」徹底比較、一番ヒドイのはどれ?
http://mess-y.com/archives/35876

子どものケアについての疑問、大募集!
ふだん疑問に思っていること、知りたいことなどありましたら、ぜひこちら(all@metamor.co.jp)までメールをお寄せください。全てに回答することはできませんが、可能な限り、この連載上でお答えしていきたいと思っています。
※個別にお答えすることはできません。

著者プロフィール

森戸やすみ(もりと・やすみ)

1971年東京生まれ。
1996年私立大学医学部を卒業し、医師国家試験に合格。一般小児科、NICU(新生児集中治療室)などを経て、現在は市中病院の小児科に勤務。

著書

育児の不安

らくちん授乳

育児の不安
各分野の専門家が伝える 子どもを守るために知っておきたいこと
【はじめに】はコチラhttp://www.metamor.co.jp/maegakipage/kodomowomamoru/

第3回 母乳育児をするためには

ママ

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先日、ある妊娠中の女性が、授乳中の友達の乳房が大きくなって形が崩れているのを見てショックを受けたという理由で「私は絶対に粉ミルクだけにして、母乳はあげないと決心しました」と言うので驚きました。母乳育児の盛んな現代の日本で、母乳の利点のこと、母乳をあげなくても妊娠・出産すると乳房は大きくなることをまったく知らないようだったからです。40年以上前の日本によくあった考え方ですね。

 改めて、母乳のよい点をおさらいしましょう。
 まず、お母さん側のメリットから。母乳をあげたほうが増えてしまった体重も、大きくなった子宮も元に戻るのが早くなります。つまり、前述の方のように体型を気にするなら、母乳をあげたほうがいいと言えるでしょう。さらにお母さんが将来、乳がんや卵巣がん、骨粗しょう症になる頻度も下がります。
 次に、赤ちゃん側のメリットとしては、感染症にかかる確率が低くなり、乳幼児突然死症候群などの病気も予防できる可能性があります。だから、母乳が無理なく出て、お母さんの負担になりすぎるわけではなければ、赤ちゃんにはぜひ少しでも多くの母乳をあげてほしいのです。
http://onlinelibrary.wiley.com/doi/10.1111/apa.13136/full )。

 でも、「母乳育児はつらい」と言うお母さんは少なくありません。どうしてでしょうか。それは大まかに以下のような理由が挙げられます。

①軌道にのるまで頻回授乳が必要だから
 母乳は、産後すぐから頻繁に授乳することで出やすくなります。でも、産後すぐは、まだあちこちに出産による痛みや疲労が残っていたり、母乳がスムーズに分泌されるまでは乳房や乳首も痛かったりしますし、なかなか大変なことは確かです。

②適切な指導や支援が受けられないことがあるから
 母乳について指導する助産師や看護師が足りないことがあります。出産は予定通りコンスタントに進むものではないので、出産が続くとスタッフの数がどうしても足りなくなります。だから、支援が必要なお母さんに必ずしも充分な支援が行き届きません。また、授乳姿勢や負担のかからない方法が周知されていない、助産師によって言うことが違うということもあります。

③母乳をあげにくい人もいるから
 母乳の産生量には個人差があり、出産後スムーズに母乳が出る人ばかりではありません。約1割は、さまざまな理由で充分な母乳が出ないと言われています。そういった体質に加え、②の適切な授乳指導や支援をしてくれる人の有無、授乳以外の家事・育児の手伝いをしてくれる人の有無などの社会的環境、お産直後の精神状態、健康状態も人によって違うため、必ずしも頻繁に授乳できるとは限りません。

④無駄にお母さんを縛るデマが多いから
 「母が食べたもので母乳が甘くなったりしょっぱくなったりする、乳児湿疹が出る」、「洋食を食べると母乳がドロドロになる」、「授乳中はあらゆる薬、カフェインは禁止」など、授乳がつらくなるようなデマがばらまかれています。これらはすべてウソです。
 母乳に含まれる<子どもの成長に欠くことのできない大事な成分>は、よほど極端な食生活をしていなければ、お母さんの食べたものでそう変わることはありません。例えば、母乳中のたんぱく質、ビタミンB12、マグネシウム、カルシウム、リン、鉄、銅、ナトリウム、カリウム、乳糖、脂肪の総量といったものは、お母さんがたくさん食べてもあまり食べなくても一定です。赤ちゃんの貧血予防に、授乳中のお母さんが鉄剤を飲んでも、残念ながら母乳中の鉄は増えません。母乳の味や匂いが、食べた料理で微妙に変わる可能性はありますが、そんなことで赤ちゃんは飲むのをやめたりしません。いつもと違うニンニクの匂いがしたとき、赤ちゃんがより長い時間母乳を飲んでいたという論文もあります(http://www.ncbi.nlm.nih.gov/pubmed/1896276 )。
 また、お母さんが何かを食べないようにすることで、アレルギーを予防することはできません。日本小児アレルギー学会のガイドラインは、偏りなく食べるように言っています。アメリカ、ヨーロッパの学会でも同様です(http://www.jspaci.jp/jpgfa2012/chap11.html )。ただし、お母さん自身がアレルギーのある食品だけは避けましょう。大事なことなので再度書きますが、母乳をあげているお母さんは1か月程度のスパンで偏りなくなんでも食べてくださいね。

 以上をまとめると、母乳育児を無理なく続けるためには、できれば妊娠中に適切な授乳方法や姿勢、ウソ・ホントなどを調べておき、産後は早い時期から頻繁に授乳することが大切です。宋美玄先生との共著『産婦人科医ママと小児科医ママのらくちん授乳BOOK』に詳しく書きましたのでチェックしてみてくださいね。
 それでもダメなら、粉ミルクがあります。「粉ミルクだと赤ちゃんの髪が逆立つ」、「母乳をあげないと発達障害になる」「粉ミルクだとキレやすい子になる」などの説はウソです。粉ミルクの消費量がとても多かった1970年代に赤ちゃんだった大人たち(現在の40代)も、ちゃんと育っています。

 赤ちゃんにベストなものを与えたいという気持ちは大切ですが、それぞれのお母さんができる範囲でやればいいと思います。笑顔で子育てできることも、とても大切だということを忘れないでくださいね。

子どものケアについての疑問、大募集!
ふだん疑問に思っていること、知りたいことなどありましたら、ぜひこちら(all@metamor.co.jp)までメールをお寄せください。全てに回答することはできませんが、可能な限り、この連載上でお答えしていきたいと思っています。
※個別にお答えすることはできません。

著者プロフィール

森戸やすみ(もりと・やすみ)

1971年東京生まれ。
1996年私立大学医学部を卒業し、医師国家試験に合格。一般小児科、NICU(新生児集中治療室)などを経て、現在は市中病院の小児科に勤務。

著書

育児の不安

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